ロコモコ閲覧用ブログ
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2007'05.22.Tue
夜のご主人。真琴。まこっちゃん。
某大企業の課長さん。一応肩書きは企画事務課長。・・・こんな肩書きあるのかなぁ(こら)
意外と大ざっぱで大食い。その内イラストにも小話にもその辺りの設定が出てくるですー。
ロコとモコのご主人は二人だ。
一人は夜に居る人でロコを買ってくれた人。
一人は昼に居る人でモコを買ってくれた人。
ご主人同士もとっても仲良しで、昼夜ご主人と一緒に居られるロコとモコはとっても幸せものだ。
で。
夜のご主人は真琴と言ってロコを買ってくれた人。
何時も夕方から夜にかけて帰ってきて二匹にご飯をくれて遊んでくれて一緒に眠るご主人だ。
「ただいま。良い子にしてたか?」
帰ってきて一番に、一緒に固まってお昼寝している二匹を撫でてくれる。
ふりふりと尻尾を振りながらご主人、真琴を見上げればとっても優しい笑顔でもう一度撫でてくれる。
「ご主人おかえり〜」
「おかえりなさい」
ロコとモコもご挨拶するけれど、悲しいかな二匹の言葉はご主人達には伝わらない。
でも真琴は二匹の言いたい事が分かってくれる人だから微笑んだままぐりぐりと二匹の腹を撫でて寝室に行く。着替える為だ。
夜のご主人はきっちりスーツの人だけれども、部屋の中ではパジャマが好きらしい。
ちゃっちゃとワンコ柄のパジャマに着替えた真琴はそのままキッチンへ行く。今度は二匹のご飯を用意してくれるのだ。
後を追っかけながらふりふりと尻尾を振って今日のご飯は何だろうね、なんてわくわくしてる二匹を横目に真琴は鼻歌まじりに二匹のご飯を作り上げる。慣れた作業は素早く、あっと言う間にほかほかの、程よい温度のご飯が二匹の前に置かれた。
「ほら、今日はキャベツを入れてみたから残さずに食べなさい」
そうして、器の前でキラキラの瞳を見せる二匹に真琴は小さな頭をぐりぐりと撫でて自分の食事を作り始める。
「わー。きゃべつだって。緑色だよ?」
「ホントだ。綺麗だね」
「うん、きれい〜」
骨型の器には綺麗に盛られた二匹のご飯。
ご主人達は毎日二匹のご飯を手作りしてくれる。仲良しの二匹だから器は一つ。こんもりと盛られたご飯に二匹はぱくりと食いつく。
そのまま夢中でご飯を食べて、気がつけば直ぐそばのローテーブルで食事を取っている真琴がふんわり微笑みながら二匹を眺めていた。
「ご主人もごはんだ。おいしい?おいしい?」
そんな真琴に先に食べ終えたモコがちょこちょこ近づく。
ちょっと後に食べ終えたロコも真琴に近づいて見上げる。真琴のご飯は何時も簡単なもので、でもロコとモコには美味しそうに見えるご飯だ。
「駄目だよ。僕のご飯には玉葱入ってるんだから」
真琴の膝に乗り上げて鼻をふんふんさせれば痛くない程度に鼻先を真琴の指ではじかれる。
何度かそんなやり取りをして、真琴のご飯が終わればしばらくは休憩だ。
モコもロコも、真琴もお腹が一杯だからリビングでごろごろする。ソファに寝転がってテレビを見る真琴の腹に二匹も乗ってごろごろするのが気持ち良い。そのままお腹いっぱいの二匹はうとうとしてしまうけれど、真琴は起きたままでテレビを見ている。
「んー。今日はお風呂に入れようと思ったんだけど、僕1人じゃ大変だし、休みの時がいいかなぁ」
眠りの国に入りかけている二匹を撫でながら真琴が何やら言っている。
良く聞き取れなくて垂れ耳をぴくりと動かせば静かに笑う声が聞こえた。
「さて、僕だけお風呂か。ほら、ロコ、モコ、退きなさい」
そうして真琴の手がロコとモコを器用に抱き上げてベッドに連れて行ってくれる。
眠いけれど少しの衝撃で目が覚めた二匹はベッドに運ばれてぱちりと目を開けた。
「ご主人、おふろ?」
「みたいだね。音がする」
「そっかぁ。どうしてご飯食べると眠くなっちゃうんだろうね、モコはご主人と遊びたかったのに」
「俺も遊んで欲しかったなぁ。お風呂で遊んでくれないかな」
二匹で顔を見合わせて、頷いて。
短い足でそろそろとベッドから落ちて(でも二匹用の階段はちゃんとベッドにあるからそれを使う)真琴の居るお風呂に走っていく。
折角帰ってきたのに遊んで貰えないのは寂しいのだ。ぱたぱたとお風呂に近づいて、磨りガラスの向こうの真琴に声をかける。
「ごしゅじーん、遊んで。遊んでよう〜」
「ご主人、遊んで〜」
まだまだ子犬の二匹だ。水の音と真琴の気配に向かって尻尾を振りながら声を掛ければカラカラと磨りガラスが開く。
苦笑しながら裸の真琴が二匹を見下ろして深々と溜息を落とした。
「お風呂なら今度の休みに入れてあげるから寝ていなさい」
濡れた手で二匹を乱暴に撫でて、磨りガラスがぴしゃりと閉められてしまった。
「ちがうのに・・・」
「遊んでほしいのに・・・」
勘違いされた真琴が見えなくなって二匹は途端にしょんぼりしてしまう。ただ遊んで欲しかっただけなのになぁ、とトボトボリビングのソファに乗って、二匹でぺたりとくっつきあった。
「お風呂からでたら遊んでくれるかな」
「モコ、悲しいよう・・・」
くすん。と大きな瞳に涙をためたモコの目尻をロコがぺろりと舐める。
そうやって二匹で慰め合っている間に真琴がお風呂から出てきてしょんぼりしている二匹に目を細めた。
「まだ寝てなかったんだね。どうしたの?尻尾に元気がないよ?」
ソファに腰掛けて二匹を優しく撫でてくれる。
その手が気持ちよくてうっとりとしていれば単純な二匹はあっと言う間にしょんぼりしていた事を忘れて、ぱたぱたと尻尾が揺れる。
「可愛いなぁ・・・もうちょっと待ってね。一緒に寝ようね」
真琴に撫でられて気持ちよくて、また眠たくなってきた二匹に真琴の優しい声がふわりと降ってきて、そのまま眠ってしまった。
某大企業の課長さん。一応肩書きは企画事務課長。・・・こんな肩書きあるのかなぁ(こら)
意外と大ざっぱで大食い。その内イラストにも小話にもその辺りの設定が出てくるですー。
ロコとモコのご主人は二人だ。
一人は夜に居る人でロコを買ってくれた人。
一人は昼に居る人でモコを買ってくれた人。
ご主人同士もとっても仲良しで、昼夜ご主人と一緒に居られるロコとモコはとっても幸せものだ。
で。
夜のご主人は真琴と言ってロコを買ってくれた人。
何時も夕方から夜にかけて帰ってきて二匹にご飯をくれて遊んでくれて一緒に眠るご主人だ。
「ただいま。良い子にしてたか?」
帰ってきて一番に、一緒に固まってお昼寝している二匹を撫でてくれる。
ふりふりと尻尾を振りながらご主人、真琴を見上げればとっても優しい笑顔でもう一度撫でてくれる。
「ご主人おかえり〜」
「おかえりなさい」
ロコとモコもご挨拶するけれど、悲しいかな二匹の言葉はご主人達には伝わらない。
でも真琴は二匹の言いたい事が分かってくれる人だから微笑んだままぐりぐりと二匹の腹を撫でて寝室に行く。着替える為だ。
夜のご主人はきっちりスーツの人だけれども、部屋の中ではパジャマが好きらしい。
ちゃっちゃとワンコ柄のパジャマに着替えた真琴はそのままキッチンへ行く。今度は二匹のご飯を用意してくれるのだ。
後を追っかけながらふりふりと尻尾を振って今日のご飯は何だろうね、なんてわくわくしてる二匹を横目に真琴は鼻歌まじりに二匹のご飯を作り上げる。慣れた作業は素早く、あっと言う間にほかほかの、程よい温度のご飯が二匹の前に置かれた。
「ほら、今日はキャベツを入れてみたから残さずに食べなさい」
そうして、器の前でキラキラの瞳を見せる二匹に真琴は小さな頭をぐりぐりと撫でて自分の食事を作り始める。
「わー。きゃべつだって。緑色だよ?」
「ホントだ。綺麗だね」
「うん、きれい〜」
骨型の器には綺麗に盛られた二匹のご飯。
ご主人達は毎日二匹のご飯を手作りしてくれる。仲良しの二匹だから器は一つ。こんもりと盛られたご飯に二匹はぱくりと食いつく。
そのまま夢中でご飯を食べて、気がつけば直ぐそばのローテーブルで食事を取っている真琴がふんわり微笑みながら二匹を眺めていた。
「ご主人もごはんだ。おいしい?おいしい?」
そんな真琴に先に食べ終えたモコがちょこちょこ近づく。
ちょっと後に食べ終えたロコも真琴に近づいて見上げる。真琴のご飯は何時も簡単なもので、でもロコとモコには美味しそうに見えるご飯だ。
「駄目だよ。僕のご飯には玉葱入ってるんだから」
真琴の膝に乗り上げて鼻をふんふんさせれば痛くない程度に鼻先を真琴の指ではじかれる。
何度かそんなやり取りをして、真琴のご飯が終わればしばらくは休憩だ。
モコもロコも、真琴もお腹が一杯だからリビングでごろごろする。ソファに寝転がってテレビを見る真琴の腹に二匹も乗ってごろごろするのが気持ち良い。そのままお腹いっぱいの二匹はうとうとしてしまうけれど、真琴は起きたままでテレビを見ている。
「んー。今日はお風呂に入れようと思ったんだけど、僕1人じゃ大変だし、休みの時がいいかなぁ」
眠りの国に入りかけている二匹を撫でながら真琴が何やら言っている。
良く聞き取れなくて垂れ耳をぴくりと動かせば静かに笑う声が聞こえた。
「さて、僕だけお風呂か。ほら、ロコ、モコ、退きなさい」
そうして真琴の手がロコとモコを器用に抱き上げてベッドに連れて行ってくれる。
眠いけれど少しの衝撃で目が覚めた二匹はベッドに運ばれてぱちりと目を開けた。
「ご主人、おふろ?」
「みたいだね。音がする」
「そっかぁ。どうしてご飯食べると眠くなっちゃうんだろうね、モコはご主人と遊びたかったのに」
「俺も遊んで欲しかったなぁ。お風呂で遊んでくれないかな」
二匹で顔を見合わせて、頷いて。
短い足でそろそろとベッドから落ちて(でも二匹用の階段はちゃんとベッドにあるからそれを使う)真琴の居るお風呂に走っていく。
折角帰ってきたのに遊んで貰えないのは寂しいのだ。ぱたぱたとお風呂に近づいて、磨りガラスの向こうの真琴に声をかける。
「ごしゅじーん、遊んで。遊んでよう〜」
「ご主人、遊んで〜」
まだまだ子犬の二匹だ。水の音と真琴の気配に向かって尻尾を振りながら声を掛ければカラカラと磨りガラスが開く。
苦笑しながら裸の真琴が二匹を見下ろして深々と溜息を落とした。
「お風呂なら今度の休みに入れてあげるから寝ていなさい」
濡れた手で二匹を乱暴に撫でて、磨りガラスがぴしゃりと閉められてしまった。
「ちがうのに・・・」
「遊んでほしいのに・・・」
勘違いされた真琴が見えなくなって二匹は途端にしょんぼりしてしまう。ただ遊んで欲しかっただけなのになぁ、とトボトボリビングのソファに乗って、二匹でぺたりとくっつきあった。
「お風呂からでたら遊んでくれるかな」
「モコ、悲しいよう・・・」
くすん。と大きな瞳に涙をためたモコの目尻をロコがぺろりと舐める。
そうやって二匹で慰め合っている間に真琴がお風呂から出てきてしょんぼりしている二匹に目を細めた。
「まだ寝てなかったんだね。どうしたの?尻尾に元気がないよ?」
ソファに腰掛けて二匹を優しく撫でてくれる。
その手が気持ちよくてうっとりとしていれば単純な二匹はあっと言う間にしょんぼりしていた事を忘れて、ぱたぱたと尻尾が揺れる。
「可愛いなぁ・・・もうちょっと待ってね。一緒に寝ようね」
真琴に撫でられて気持ちよくて、また眠たくなってきた二匹に真琴の優しい声がふわりと降ってきて、そのまま眠ってしまった。
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