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ロコモコ閲覧用ブログ

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2024'05.08.Wed
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2007'05.20.Sun

真琴がロコを購入、その後亮也はモコを購入。
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2007'05.20.Sun



ドンちゃんとモコ。

ドンちゃんはラヴモード(笑)全開だろうが

モコはたんなるお友達とじゃれてる気分。
2007'05.20.Sun
モコはロコと違って月に一回散髪が必要な子だ。
長い髪にふわふわカールの毛を維持させるのはそれなりに大変で。だからモコは月に一回、モコの居たペットショップにお出かけする。
もちろんロコも一緒だけれども、月に一回のお出かけがあるのだ。

「モコ、そんなに伸びてないよね?」
「でもご主人が行くんだって」
「そっかぁ」

今日も二匹仲良く、ぴたりとくっついてロコがモコの髪の毛をくしゃくしゃにしながらじゃれていた。
けれど昼のご主人、亮也はそんな二匹を優しい瞳で見つめていたのに唐突に二匹まとめて持ち上げてケースに入れられてしまった。
わんこ用のケースは本当は一匹で入るものだけれども、ロコとモコは二匹一緒が当たり前。むしろ一匹でなんて離れ離れになったら寂しくて泣いてしまうのだ。

だから二匹はゆらゆら揺られながら亮也に運んでもらってペットショップにたどり着いた。
ペットショップには沢山のワンコやニャンコがいる。
種類も沢山で、今日はケースから出た途端に大きな銀色の塊に懐かれた。と言うか飛びかかられた。

大きな大きな、ロコとモコを足してもまだ大きい身体に、びしりとした格好良い立ち耳。
種類はシェパードと言うらしいコイツはドンって名前のワンコでペットショップで飼われているヤツだ。

「モコ!久しぶり〜。今日もかわいいね。ずっとかわいいね。ほんっとかわいいね」

会った途端にこれだ。
思わずロコのこめかみにぴしりと青筋が浮かんで、ついでに手もでる。
ばしっと。ドンの大きな頭に突っ込みを入れてみた。

「痛いよロコ、今日もロコが一緒だー」

でも大きな頭は頑丈で、その中にはほんのちょっぴりしか脳みそが入っていないらしい。
叩かれたのに今度はロコにじゃれついて、側に居たモコも一緒にドンの大きな頭に押されてころんと転がってしまう。

「くすぐったいよ、ドンちゃん」
「やめろよ、転がっちゃうじゃんか、ドン」
「だってモコ可愛いんだもん」

いや。最初にじゃれついたのはモコじゃなくてロコなのだけれども、すでにドンの頭にはモコしかいない。
だって、ドンにとってモコは初恋の子。
同じペットショップで一目惚れしてずっとずっと可愛いなぁ、って思っていた子なのだ。
なのに気付けばモコは居なくなっていて、でもしばらくしたらまた戻ってきてくれて。
まあ一緒に黒い子がいたのはドンにとってはあまり気にならない事なのだけれども。

「もう!ドンは大きいんだからモコも俺も潰れちゃうだろ!」
「だって〜」

ころころと転がっているばかりでは先に進まない。
無理矢理大きな頭を押しのけてロコがモコを救出すれば、ようやくペットショップのお姉さんがドンを持って行ってくれた。
相変わらず格好良い見かけの割にアレなワンコだ。

「大丈夫?モコ?痛くない?」
「ん、モコは大丈夫だよ。ロコは?髪の毛くしゃくしゃになっちゃった・・・」
「俺は大丈夫だよ。あーもう、モコくしゃくしゃになっちゃった。早く綺麗にしてもらおうね」
「うん」

お互いに髪の毛を整えあってにこりと笑む。
仲良しさんな二匹はこのペットショップでもとても有名で、モコがシャンプーすればモコだって一緒にシャンプーなのだ。
髪の毛を切るのはモコだけだけれども、カット台に上がる時だってモコの側にはロコが居る。
これは最初にモコだけがペットショップに連れてこられてずーっと泣いてしまったからだ。

「シャンプー気持ち良いねぇ。ロコ、あわあわで可愛いよ?」
「それはモコだって」

二匹一緒にシャンプーされて、ごうごうと強い風で乾かされれば二人ともすごく良い匂いだ。
ふんふんと洗い上がったお互いの匂いを嗅いでくすくす笑って、そうして一緒にカット台に連れられていけば、大きなガラスの窓からお店の中がとても良く見える。

「あ、ドンちゃんだ〜」

尻尾を振りながらドンがモコを見上げてすごい笑顔になってる。
ひらひらと手を振るモコをじいと見つめて嬉しそうだ。

「すごい嬉しそう・・・」

いつもの事だけれども、ロコはちょっと呆れ気味だ。
ドンがモコを好きなのは分かっているけれど、アレはライバルと言うにはちょっとお馬鹿で、ロコとしてはもう諦めると言うか、微妙な気持ちになってしまう。
今だってそうだ。モコに手を振られて嬉しいのは分かる。でも、窓に貼り付いて尻尾を振りながらバランスを取れなかったのだろう、そのまま大きな身体がバタンと後ろに倒れるのはどうかと思うのだ。

「ドンちゃん居なくなっちゃったよ?」
「・・・あれは居なくなっちゃったんじゃなくて、後ろに転んだんだよ」
「大丈夫かなぁ」
「全然平気。いつもの事じゃない。そんな心配しなくてもすぐに」

そろそろ毎回恒例の事が起こるだろう。
このペットショップでシャンプーしてもらうと必ずなのだか、モコはともかくロコは心の準備が出来ている。
向こうの部屋から響いてきた、何やら大きな音にロコはモコをしっかりと抱きかかえて、モコはロコの抱きしめられて嬉しくてきゅ、とロコに抱き付く。
すると、バーン!と大きな音を立ててシャンプーやカットの為に仕切られている部屋の扉が、壊れた。
いや、正確には向こう側から押されてドアごと部屋の中に倒れ込んだのだ。

「ドンちゃん!?」
「・・・やっぱり」

そう、ドアを壊したのは大きな身体でドアに体当たりしたドンだ。
ドアを壊したくせに酷く嬉しそうにモコとロコが乗っているカット台にまでわしわしと歩いてきて。

「モコ、遊ぼうよ!一緒に遊ぼう!」
「わあっ!ドンちゃん、ダメだよ、揺れるよ!」
「こらっ、ドン、お前いい加減にしろよな!カット台は高くて怖いんだぞ!」

ワンコ用のカット台は少し高い位置にあるテーブルだ。
普通のワンコは高い所から怖くて降りれないから毛を切るのに丁度良いのだが、ドンの大きな身体で揺らされるとぐらぐらして本当に怖い。
なのにドンは尻尾を振りながらモコを見上げて瞳をキラキラさせている。怖がらせているつもりは全く無いって分かっているけれど、ロコとモコにとっては怖い、すごく怖いのだ。
二匹で抱き合ってぶるぶるしていればペットショップのお姉さんがドンの首輪を引っ張って持って行ってくれた。
いつもの事なのだから最初から繋いでおいてくれればいいのに、と思うけど、モコと遊びたい一心でいるドンだからお姉さんもうっかり放し飼いにしているのだ。

「モコ、大丈夫?」
「うん・・・怖かったよお」

ドンが居なくなってようやく一安心。
ドアはそのままだけれども、ドンは向こうの部屋に連れて行かれて、二人はようやく安心してカットをして貰う事になったのだった。

そうして、向こうの部屋ではウチの可愛い子達に何してやがると毎回恒例の、亮也の雷がドンに落ちていたりする。




>>新キャラ登場!・・・シェパードなのに、なドンちゃんです〜。ちなみに、命名の由来は鈍くさいのドンちゃんです(笑)
2007'05.20.Sun



モコは笑顔でロコにニンジンを譲り(?)ます。ロコだって嫌いなのにさ。


ちなみにウチのワンコはニンジンもかぼちゃもジャガイモもキャベツも大好きです。
本日もぺろり完食しなすったわ。
2007'05.20.Sun
モコのお気に入りは沢山ある。

まずはご主人様の膝の上。どっかりと胡座なんかしてくれていたら最高だ。
あの狭っくるしい膝の中にもぞもぞと入るのがとっても好き。

それから、ソファの隅っことか、キッチンの隅っことか、お布団の中とか、おこたの中とか。
好きなものが一杯でとっても大変なのだ。

でも、一番のお気に入りはちゃーんと特別にある。

「モコ、重い・・・」
「だってお気に入りだもん!」

よじよじと。窓辺で日向ぼっこをしてるロコの、その上によじ登って、ロコの天辺をふんふんとするのが一番好き。ロコのお腹をくんくんするのも一番好き。
モコの一番は一つでは無いのがミソだ。一番が沢山。とっても素晴らしいじゃないか!
も一つオマケに、モコの重さに耐えきれずぺしゃりと潰れたロコの上でじたばたするのが大好きで、真っ黒のロコの上でぐーすかお昼寝するのが一番好き。
ロコの毛皮がモコの特別。ふかふかで、つやつやで、モコには無い魅力マンサイなロコの毛皮もモコの一番のお気に入りなのだ。

「ロコ、気持ちいい・・・」

うっとりとロコの毛皮に鼻先をふんふんすれば、いっつもロコに怒られる。
でも、ロコの毛皮が一番好きで、それだけは特別で、ロコ全体が、モコの特別なのだ。


すごい短い・・・。イラストに触発されて〜。モコかわいいなぁ・・・。
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