ロコモコ閲覧用ブログ
このブログはサイト「magic of sweet Love」の 企画ブログです。分からない方は回れ右でお願いします。
2007'05.20.Sun
2007'05.20.Sun
もいっちょお昼寝。お昼寝話は実はいっぱいあったり・・・。
世界がぬくぬくしてきた。
ようやく春も真っ盛り。桜の花が満開でちょっと散りかけで、でも2匹にはそんな花よりも目下ぬくぬくしてきた温度の方が気になるのだ。
だって、もう2匹身を寄せ合ってぶるぶる震えなくても良くなるし、けれど一緒の毛布でぬくぬくするには最高で。
「モコ、お昼寝しよう?俺、そろそろ眠いよ・・・」
「ロコ眠い?モコも眠いからお昼寝かな」
時間は丁度おやつの時間。
昼のご主人、亮也が雑誌を読んでいる側で遊んでいた2匹だったけどそろそろお昼寝の時間だ。
まだまだ眠たい時間が多い子犬な2匹は食べて遊んで寝る、が大切なお仕事だ。
「今日はどこで寝ようね、モコ、ぬくぬくしたいなぁ」
「そうだね。ぬくぬくしたいよね。どこがいいかな」
2匹でぴたりとくっついて大あくびをしながら今日の寝床を探す。
と言っても家の中の全部が寝床にもなる2匹だ。夜は夜のご主人、真琴と一緒に眠るけれど、お昼寝の場所は沢山。お気に入りの場所も沢山だ。
例えばリビングの端っこだったり、キッチンの端っこだったり。
最近はソファの上だったりテーブルの下だったりベッドの下だったり。本当に、どこでもお気に入りの場所にしてしまう2匹にはどこでお昼寝するかもとっても重要な事なのだ。
「ん〜・・・どうしようねぇ。どこがいいかなぁ」
「もう眠いよ、モコ、どこがいい?」
うんうん唸りながらとりあえずロコが眠たい身体をよいこらせと動かしてお気に入りの毛布を銜えてくる。
2匹お気に入りの毛布は一緒に使うから一つで良くて、これは真琴が買ってくれたピンク色のふかふか毛布だ。
「決まらないよう、ロコ、ロコの決めた場所でお昼寝する。もう眠くて・・・眠そうだよう」
ずるずると毛布を銜えて運ぶ間にすっかりモコは船を漕いでいる。
ロコも眠たくて眠たくて今にも倒れそうだけれども、最後の力を振り絞って毛布を運んでる。だから、もうそんなに遠くにはいけない。
今にも眠ってしまいそうな2匹はそれでもぬくぬくなお昼寝の場所を求めて、一番近くのお気に入りにする事に決めた。
もぞもぞと、眠たい目でモコが雑誌を読んでいた亮也の、胡座の膝の中に潜り込む。ぬくぬくしてて気持ちよい。
「お?何だ何だ、おねむか?」
亮也が笑う。
でも、その後にロコも毛布を銜えてもぞもぞと亮也の胡座の中に潜り込み。
「おやすみ、モコ」
「おやしゅみ・・・ロコ」
ふかふかの毛布をしっかりと巻き付けてぬくぬくの場所で安らかに、お昼寝を開始したのだった。
「っておい、俺、このまんまでコイツら起きるまで固まってるのかよ・・・」
亮也の、何処か焦る声も、2匹には夢の言葉で消えていくのだ。
世界がぬくぬくしてきた。
ようやく春も真っ盛り。桜の花が満開でちょっと散りかけで、でも2匹にはそんな花よりも目下ぬくぬくしてきた温度の方が気になるのだ。
だって、もう2匹身を寄せ合ってぶるぶる震えなくても良くなるし、けれど一緒の毛布でぬくぬくするには最高で。
「モコ、お昼寝しよう?俺、そろそろ眠いよ・・・」
「ロコ眠い?モコも眠いからお昼寝かな」
時間は丁度おやつの時間。
昼のご主人、亮也が雑誌を読んでいる側で遊んでいた2匹だったけどそろそろお昼寝の時間だ。
まだまだ眠たい時間が多い子犬な2匹は食べて遊んで寝る、が大切なお仕事だ。
「今日はどこで寝ようね、モコ、ぬくぬくしたいなぁ」
「そうだね。ぬくぬくしたいよね。どこがいいかな」
2匹でぴたりとくっついて大あくびをしながら今日の寝床を探す。
と言っても家の中の全部が寝床にもなる2匹だ。夜は夜のご主人、真琴と一緒に眠るけれど、お昼寝の場所は沢山。お気に入りの場所も沢山だ。
例えばリビングの端っこだったり、キッチンの端っこだったり。
最近はソファの上だったりテーブルの下だったりベッドの下だったり。本当に、どこでもお気に入りの場所にしてしまう2匹にはどこでお昼寝するかもとっても重要な事なのだ。
「ん〜・・・どうしようねぇ。どこがいいかなぁ」
「もう眠いよ、モコ、どこがいい?」
うんうん唸りながらとりあえずロコが眠たい身体をよいこらせと動かしてお気に入りの毛布を銜えてくる。
2匹お気に入りの毛布は一緒に使うから一つで良くて、これは真琴が買ってくれたピンク色のふかふか毛布だ。
「決まらないよう、ロコ、ロコの決めた場所でお昼寝する。もう眠くて・・・眠そうだよう」
ずるずると毛布を銜えて運ぶ間にすっかりモコは船を漕いでいる。
ロコも眠たくて眠たくて今にも倒れそうだけれども、最後の力を振り絞って毛布を運んでる。だから、もうそんなに遠くにはいけない。
今にも眠ってしまいそうな2匹はそれでもぬくぬくなお昼寝の場所を求めて、一番近くのお気に入りにする事に決めた。
もぞもぞと、眠たい目でモコが雑誌を読んでいた亮也の、胡座の膝の中に潜り込む。ぬくぬくしてて気持ちよい。
「お?何だ何だ、おねむか?」
亮也が笑う。
でも、その後にロコも毛布を銜えてもぞもぞと亮也の胡座の中に潜り込み。
「おやすみ、モコ」
「おやしゅみ・・・ロコ」
ふかふかの毛布をしっかりと巻き付けてぬくぬくの場所で安らかに、お昼寝を開始したのだった。
「っておい、俺、このまんまでコイツら起きるまで固まってるのかよ・・・」
亮也の、何処か焦る声も、2匹には夢の言葉で消えていくのだ。
2007'05.20.Sun
春だ!
モコは春が一番すき。だって暖かくなるし、お散歩も楽しいから。
ご飯も美味しいし、おやつも美味しい。良いことずくめの春は一番すきなのだ。
でも、一つだけちょっぴり悲しい事もある。
お気に入りの毛布を銜えてずるずるとリビングを歩く。
そろそろお昼寝の時間だからロコと一緒にお昼寝するのだ。
モコのお気に入りの中でもダントツにお気に入りなロコのお腹。の匂い。
お鼻のさきっちょをくっつけて、くんくんすればとっても幸せな匂いがする。
ロコの匂いを嗅ぎながら眠るのがとっても好きなのに。
「もう春だからくっつかなくても暖かいよ」
がーん。
さらりとソファで寝そべるロコが冷たくモコを見下ろす。
もうお気に入りの毛布を銜えてロコに乗っかる準備までしていたのに、つれない。切ない。
「酷いよロコ・・・」
「だって暖かいよ。ほら、外は晴れてるしお日様も気持ちよいもん」
「・・・ひどい」
うる、とモコの大きな瞳が潤む。
だってだってだって、ロコと一緒じゃなきゃモコは眠れないのに、くっつかなくても良いなんて酷すぎる。
ソファのロコを見上げてうるうるとするのにロコはしらっとモコを見下ろしてふわんとしている黒の尻尾でぱたりとソファを叩いた。
「でも一緒に寝るんだろ?ほら、おいで」
「でも・・・」
くっつかなくても良いなんて言うロコはキライ。
そんな気持ちで恨みがましく見上げていればロコがふわりとソファから降りてモコの前に座った。
「何でそんな顔してるの?一緒に寝ようって」
そうして、ぺろりとモコの頬を舐めてくれる。
でも、一緒だけじゃイヤなのだ。一緒で、くっついて、ロコのお腹をくんくんしなければイヤなのだ。
「だって・・・ロコ、モコにくっつくのイヤなんでしょ?」
「別にイヤなんて言ってないのに」
「言ったよう。毛布だって持ってきたのに。ロコのお腹にくんくんしたいのに」
「またくんくんするつもりだったんだ」
ロコが苦笑する。でもモコは悲しい気持ちのまま、耳は元から垂れているけど、尻尾もへたりと沈んでしまう。
そんなモコにロコは鼻をモコの首にふんふんさせてぺろりと舐めてくれた。
「しょうがないなぁ。でも暑くなったら毛布はイヤだからね」
「・・・くっついても良いの?」
「うん。だから一緒に寝よ」
嬉しい。単純なモコの尻尾はふりふりと動き出す。
「じゃあ、お腹もくんくんして、いい?」
じい、とロコを見つめればちょっとだけロコが微妙な顔になる。
「・・・ダメ?」
またモコの瞳がうるうると涙をためる。一番のお気に入りなのに、ダメ、なんて言われたら泣いてしまう。
尻尾はふりふりしてるのに瞳は泣き出しそうなモコにロコは小さく溜息を落としてモコが持ってきた毛布を銜えた。そうして、ソファの上にひらりと乗る。
「いいよ。毛布でくっついて、お腹もくんくんして、いいよ」
何だかんだでモコの泣き顔には弱いロコだ。モコの返事を待たずに毛布をソファの隅っこにセットしてモコを呼んでくれる。
「ロコ大好き!」
だから嬉しくてソファと、その上のロコに飛び乗れば同じ大きさのロコがぺしゃりと潰れてしまう。
モコの下敷きになって、でもロコも嬉しそうに笑ってくれる。
「俺もモコが好きだよ」
そうして、にこにこ顔のモコの鼻先にちゅっと口付けしてくれた。
モコは春が一番すき。だって暖かくなるし、お散歩も楽しいから。
ご飯も美味しいし、おやつも美味しい。良いことずくめの春は一番すきなのだ。
でも、一つだけちょっぴり悲しい事もある。
お気に入りの毛布を銜えてずるずるとリビングを歩く。
そろそろお昼寝の時間だからロコと一緒にお昼寝するのだ。
モコのお気に入りの中でもダントツにお気に入りなロコのお腹。の匂い。
お鼻のさきっちょをくっつけて、くんくんすればとっても幸せな匂いがする。
ロコの匂いを嗅ぎながら眠るのがとっても好きなのに。
「もう春だからくっつかなくても暖かいよ」
がーん。
さらりとソファで寝そべるロコが冷たくモコを見下ろす。
もうお気に入りの毛布を銜えてロコに乗っかる準備までしていたのに、つれない。切ない。
「酷いよロコ・・・」
「だって暖かいよ。ほら、外は晴れてるしお日様も気持ちよいもん」
「・・・ひどい」
うる、とモコの大きな瞳が潤む。
だってだってだって、ロコと一緒じゃなきゃモコは眠れないのに、くっつかなくても良いなんて酷すぎる。
ソファのロコを見上げてうるうるとするのにロコはしらっとモコを見下ろしてふわんとしている黒の尻尾でぱたりとソファを叩いた。
「でも一緒に寝るんだろ?ほら、おいで」
「でも・・・」
くっつかなくても良いなんて言うロコはキライ。
そんな気持ちで恨みがましく見上げていればロコがふわりとソファから降りてモコの前に座った。
「何でそんな顔してるの?一緒に寝ようって」
そうして、ぺろりとモコの頬を舐めてくれる。
でも、一緒だけじゃイヤなのだ。一緒で、くっついて、ロコのお腹をくんくんしなければイヤなのだ。
「だって・・・ロコ、モコにくっつくのイヤなんでしょ?」
「別にイヤなんて言ってないのに」
「言ったよう。毛布だって持ってきたのに。ロコのお腹にくんくんしたいのに」
「またくんくんするつもりだったんだ」
ロコが苦笑する。でもモコは悲しい気持ちのまま、耳は元から垂れているけど、尻尾もへたりと沈んでしまう。
そんなモコにロコは鼻をモコの首にふんふんさせてぺろりと舐めてくれた。
「しょうがないなぁ。でも暑くなったら毛布はイヤだからね」
「・・・くっついても良いの?」
「うん。だから一緒に寝よ」
嬉しい。単純なモコの尻尾はふりふりと動き出す。
「じゃあ、お腹もくんくんして、いい?」
じい、とロコを見つめればちょっとだけロコが微妙な顔になる。
「・・・ダメ?」
またモコの瞳がうるうると涙をためる。一番のお気に入りなのに、ダメ、なんて言われたら泣いてしまう。
尻尾はふりふりしてるのに瞳は泣き出しそうなモコにロコは小さく溜息を落としてモコが持ってきた毛布を銜えた。そうして、ソファの上にひらりと乗る。
「いいよ。毛布でくっついて、お腹もくんくんして、いいよ」
何だかんだでモコの泣き顔には弱いロコだ。モコの返事を待たずに毛布をソファの隅っこにセットしてモコを呼んでくれる。
「ロコ大好き!」
だから嬉しくてソファと、その上のロコに飛び乗れば同じ大きさのロコがぺしゃりと潰れてしまう。
モコの下敷きになって、でもロコも嬉しそうに笑ってくれる。
「俺もモコが好きだよ」
そうして、にこにこ顔のモコの鼻先にちゅっと口付けしてくれた。
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